高圧洗浄機のトップメーカー「ケルヒャー」が日本向けに静音性を重視した高機能モデル。水冷式モーターを採用することで噴出力・静音性・耐久性を兼ね備えた最高峰の製品です。価格は3万円台でやや高価格ですが、掃除の幅が広がりますよ。
- 最高峰の静音性
優れた静音設計で音が漏れにくい - パワフルな噴出力
水冷式モーターにより高トルクを維持 - 耐久性も高い
製品保証も3年間で安心
- 価格がやや高い
3万円台でやや高価格帯 - サイズが大きめ
静音設計に伴ってサイズが大きい
本記事ではケルヒャー高圧洗浄機「K3サイレント」を徹底レビューしていきます。
K3サイレントは高圧洗浄機の世界トップメーカー「ケルヒャー」の高機能製品です。
業務用製品の技術を生かした上位モデルだよ!
他社からも数多くの高圧洗浄機が販売されていますが、その中でも最高峰の機能を有した高圧洗浄機です。
特に静音性ではダントツであり、日本向けにカスタマイズされた製品となっています。
本サイトでは他にも厳選したおすすめの高圧洗浄機を解説した記事もあるので参考にどうぞ。
本記事ではケルヒャーの高機能な家庭向け高圧洗浄機であるK3サイレントを解説していきます。
【必読】K3サイレントの種類の違いを解説!プラスやベランダとは?
まず、知って頂きたい点としてK3サイレントには複数の種類があるのですが…
その違いがわかりにくい!
目的に合わせたK3サイレントを買う必要があるので、後悔しないようにその違いを把握しておきましょう。
種類や付属品の違いに注意しよう!
旧モデルが「K3サイレント」、2022年に登場した新モデルが「K3サイレントプラス」、デッキブラシと自吸ホースを追加したセットが「ベランダ」、さらに洗車用のフォームノズルを追加したセットが「ベランダ&カー」です。
- K3サイレント
2022年以前の旧モデル - K3サイレントプラス
2022年にモデルチェンジした新モデル - ベランダセット
デッキクリーナーと自吸ホースの追加 - ベランダ&カーセット
ベランダセットにフォームノズルを追加
おすすめは2022年にフルモデルチェンジした「K3サイレントプラス」、洗車するならフォームノズルも付いた「K3サイレントプラス ベランダ&カー」にしましょう。
それぞれの違いを詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
細かい違いが使いやすさに繋がるよ!
K3サイレントとサイレントプラスの違い
K3サイレントとK3サイレントプラスの違いは新旧モデルの違いです。
2022年にフルモデルチェンジしており、その新しいモデルに「プラス」と付けています。
プラスは2022年以降の新モデルなんだね。
新旧モデルで水圧や機能に違いはなく、ノズルやコードの収納の向上、ボタンの配置が変更になっています。
旧モデルも引き続き販売されていますが、これから購入する人は新モデル K3サイレントプラスを購入しましょう。
ベランダセットやカーセットの違い
K3サイレントプラスにはベランダセットとベランダ&カーセットがあります。
ベランダセットにはデッキクリーナーと自吸ホースが付いており、ベランダ&カーセットには洗車用のフォームノズルが追加されています。
ベランダ&カーは付属品が充実しているね!
それぞれの付属パーツについて詳しく解説していきます。
① デッキクリーナー
デッキクリーナーは石畳やレンガなどの汚れ・コケ落としに向いています。
通常ノズルの水流だけでは時間が掛かるような広い面積を効率良く掃除できますよ。
デッキブラシみたいだね。
デッキクリーナーは通常のノズルの2個分以上の長さがあり、分解して収納します。
実際に使うときはそれらを繋ぎ、これだけ長いデッキブラシになります。
使う頻度はそんなに多くないですが、石材やタイル系の床を広い範囲で掃除するときには便利ですよ。
② 自吸ホース
自吸ホースは水道栓が近くになかったり、水道ホースが届かない場所で高圧洗浄機を使いたいときに使用します。
バケツやタンクに水を入れて、そこから給水しながら高圧洗浄機を使えます。
③ 洗車用フォームノズル
この洗車用フォームノズルは非常に便利なアイテムです。
カーシャンプーを入れるだけで、高圧洗浄機の水流を活用し、綺麗に泡立てたうえで吹きつけることができます。
ちなみに、ケルヒャーの上位モデル(K3/K4/K5)では本体に洗浄剤タンクが内蔵されていますが、本体内を洗浄剤が循環するのでケルヒャー純正シャンプーが推奨されています。
しかし、このフォームノズルなら純正以外のカーシャンプーも使えます!
純正シャンプーは高く、もっと安価で使いやすい他社品も多くあります。
特にシュアラスターはAmazonでも売上数No.1であり、薄めて使うのでコスパも抜群です。
洗車のコスパを考えると、他社品も使えるフォームノズルはぜひ持っておきたいアイテムです。
K3サイレントプラス ベランダ&カーセットに付属しています。
もし在庫がない場合もフォームノズル単体で購入も可能です。
なぜ?周波数の違い (50Hz/60Hz)
ケルヒャーの上位モデル(K3/K4/K5)は電磁誘導を動力に活用したインダクションモーターを採用しています。
そのため、電源の周波数によって回転速度が決まり、回転速度は東日本(50Hz)で約1200r/min、西日本(60Hz)で約1450r/minです。
日本ではエリアで電源周波数が違うから注意が必要だね。
K3サイレントプラスでも東日本用(50Hz)と西日本用(60Hz)で製品が別れているので、購入時は気をつけてください。
エリアによる周波数の違い(50Hz vs 60Hz)
異なる周波数でK3サイレントを使うと正常に動作しないだけでなく、故障の原因にもなります。
東日本と西日本の周波数は境目のエリアは都道府県の単位で分かれているわけではないので、注意しましょう。
周波数 | 対象エリア |
---|---|
50Hz | 北海道,青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県,茨城県,栃木県,群馬県(※1),埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,山梨県,新潟県(※2) |
60Hz | 富山県,石川県,福井県,長野県(※3),静岡県(※4),愛知県,岐阜県,三重県,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県,鳥取県,島根県,岡山県,広島県,山口県,徳島県,香川県,愛媛県,高知県,福岡県,佐賀県,長崎県,熊本県,大分県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県 |
K3サイレントプラスの機能と特徴を解説!他製品との違いも
K3サイレントプラスは高圧洗浄機のトップブランド「ケルヒャー」の最高峰のモデルです。
水冷式インダクションモーターを採用することで高い静音性とパワフルな噴出力を誇る製品。
ケルヒャー製品では最高峰の家庭向け高圧洗浄機だよ!
ケルヒャー高圧洗浄機の全シリーズ比較表はこちら
全シリーズの特徴を知るのに参考にしてみてください。
いずれの製品もAmazonのカスタマーレビューが高いことが特徴です。
商品 | 特徴 | Amazon レビュー評価 | 公式価格 | 水圧 MPa | 水量 L/時間 | 本体重量 (kg) | 本体サイズ (mm) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K MINI | 一番コンパクト 収納しやすい設計 静音設計ではない | 4.3(866件) | 約2万7千円 | 9 MPa | 330 L/h | 3.9 kg | 280×233×295 |
K2クラシック | 価格が最も安い コンパクト 静音設計ではない | 4.1(2,869件) | 約1万7千円 | 8 MPa | 330 L/h | 3.8 kg | 393×171×243 |
K2サイレント | 静音設計(空冷式) コンパクト 価格がやや高め | 4.3(2,338件) | 約3万2千円 | 10 MPa | 360 L/h | 5.8 kg | 538×293×303 |
K2 | スタンダードな旧製品 サイズは大きめ 静音設計ではない | 4.3(779件) | 約2万5千円 | 9 MPa | 360 L/h | 7.8 kg | 538×293×303 |
K3シリーズ | 最高峰の静音(水冷式) 洗浄剤タンク付き サイズが大きく、重い 価格がやや高め | 4.3(4,214件) | 約3万7千円 | 10 MPa | 360 L/h | 12.7 kg | 394×289×542 |
K4シリーズ | 最高峰の静音(水冷式) 水の勢いが強い 洗浄剤をセッティング可 デッキクリーナー付き サイズが大きく、重い 価格が高い | 4.2(221件) | 約7万円 | 11 MPa | 400 L/h | 13.6 kg | 417×306×584 |
K5シリーズ | 最高峰の静音(水冷式) 水の強さが最強 洗浄剤をセッティング可 付属品が充実(テラスクリーナー等) サイズが大きく、重い 価格が高い | 4.3(884件) | 約8万8千円 | 12 MPa | 430 L/h | 13.7 kg | 417×306×584 |
ここではケルヒャーの家庭用高圧洗浄機「K3サイレントプラス」の特徴を徹底解説していきます!
ケルヒャーの他製品と比較しながら紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
気になるところからクリックして読んでね。
最高峰の静音性
K3サイレントの最大の特徴は静音設計です。
日本の消費者ニーズに合わせてケルヒャー社が2008年から静音化テクノロジーの開発をスタート。
その集大成がK3サイレントになっています。
従来の高圧洗浄機よりも50%も音量を抑えたんだね!
そのK3サイレントプラスの静音設計には3つの構造的なポイントがあります。
駆動音を抑える設計だよ。
- 外側の本体カバー
表面全体を覆うカバーで音を外に漏らさない
- 内側の吸音材
モーター作動音を内側で抑える
- ゴム製ダンパー
モーターを支えつつ振動音を抑える
これらの構造によりモーター音を抑えており、高圧洗浄機として屈指の静音性となっています。
また、K3サイレントプラスは水冷式インダクションモーターを採用しており、このモーター自体も静音性が高いのが特徴。
構造的に音を抑えるだけでなく、静音性が高い水冷式モーターを採用しています。
静音性の違い(K2サイレントと比較)
K2サイレントも静音設計を採用した高圧洗浄機です。
小型の高圧洗浄機でありながら、静音性を高めた製品で人気となっています。
しかし、K2サイレントは小型化を優先し、構造的にはK3サイレントのように十分な静音設計ではありません。
また、モーターも空冷式であり、水冷式に比べると静音性と耐久性が劣ります。
ただ、従来の高圧洗浄機に比べるとK2サイレントでも十分な静音性があります。
静音性の高さを求めるならK3サイレントプラスですが、コンパクトさを求めるならK2サイレントを選びましょう。
パワフルな噴出力
K3サイレントプラスは水冷式インダクションモーターを採用しています。
これは工業製品に使用される方式であり、パワフルかつ高耐久なモーター性能が特徴です。
水道からの水がモーターをグルっと回って噴出されるんだね。
- 高水圧を安定供給
高トルクでも冷却により安定したパワーを発揮 - 駆動音が静か
電磁誘導の活用により接触音がなく静か - 耐久性が高い
水で常に冷却されるのでモーター負荷を軽減
水冷式インダクションモーターは電磁誘導によって回転力を発生させており、回転体であるローターがブラシ等に接触することが無いので、駆動音が静かになっています。
さらに、高耐久で高トルクを発揮する高性能なモーターです。
噴出力の違い(K2/K4/K5と比較)
ケルヒャーの高圧洗浄機は噴出力(水圧)が少しずつ異なっています。
価格と比例して噴出力が強くなり、従来型のK2クラシックから K2サイレント、さらにK3からK5へと高価格帯モデルに従って噴出力も強くなります。
特に水冷式モーターのK3/K4/K5シリーズは高トルクでも負荷が少なく、パワフルな噴出力です。
高機能モデルは噴出力も強いんだね。
商品 | 特徴 | 水圧 MPa | 水量 L/時間 |
---|---|---|---|
K2クラシック | 価格が最も安い コンパクト 静音設計ではない | 8 MPa | 330 L/h |
K MINI | 一番コンパクト 収納しやすい設計 静音設計ではない | 9 MPa | 330 L/h |
K2サイレント | 静音設計(空冷式) コンパクト 価格がやや高め | 10 MPa | 360 L/h |
K3シリーズ | 最高峰の静音(水冷式) 洗浄剤タンク付き サイズが大きく、重い 価格がやや高め | 10 MPa | 360 L/h |
K4シリーズ | 最高峰の静音(水冷式) 水の勢いが強い 洗浄剤をセッティング可 デッキクリーナー付き サイズが大きく、重い 価格が高い | 11 MPa | 400 L/h |
K5シリーズ | 最高峰の静音(水冷式) 水の強さが最強 洗浄剤をセッティング可 付属品が充実 サイズが大きく、重い 価格が高い | 12 MPa | 430 L/h |
長い寿命と3年間の製品保証
K3サイレントは水冷式インダクションモーターを採用していることから、寿命が長いことが特徴です。
これは駆動中に水でモーターを常に冷やす構造なので、モーターの発熱や負荷が軽減されて、寿命の長さに繋がっています。
製品保証も3年で安心だね!
高圧洗浄機の寿命はモーターの焼き付きが原因となります。
パーツの摩耗や破損なら交換できますが、モーターの焼き付きは修理が困難です。
それでも上手に使えば、一般的な高圧洗浄機の寿命は5年以上と言われています。
モーターの発熱負荷を軽減する水冷式インダクションモーターを採用したK3サイレントでは、さらに耐久性が向上した製品となっています。
K3サイレントの使い方と注意点をレビュー
ここではケルヒャー家庭用高圧洗浄機「K3サイレント」の組み立てと注意点を解説していきます。
本体からは水道栓、トリガーガン、電源コンセントの3箇所に繋げる必要があり、組み立てと一緒に紹介していくので参考にしてみてください。
慣れると簡単に組み立てられるよ!
組み立て方と使い方
まず注意したい点として…ケルヒャー高圧洗浄機には水道ホースが入っていません。
コネクター付き水道ホースを持っていない人は、予め購入しておきましょう。
詳細はこちら「忘れるな!水道ホースの事前準備」で解説しています。
水道ホースを忘れずに用意しておいてね!
Amazonのホースリールセットが便利でおすすめですよ。
水道ホースが用意できたら、K3サイレントで洗浄を開始するために準備していきましょう。
ケルヒャー K3サイレントの準備は大きく3つのステップに分かれます。
トリガーガン、高圧ホース、水道ホースを取り付けた後、水道栓を開きます。
電源プラグをコンセントに差し込んだ後、電源をオンにします。
トリガーガンのロックを解除し、水圧が安定するまで水を出します。
それぞれ順番に解説していきます。
ノズル・トリガーガンの準備
ケルヒャーK3サイレントには2種類のノズルが入っています。
- バリオスプレーランス
- サイクロンジェットノズル
これらのノズルをトリガーガンに取り付けると、それぞれの特徴を生かして目的に合わせて使用できます。
また、トリガーガンには付属のノズルだけでなく、オプションアクセサリを取り付けることができます。
洗車にフォームノズルは便利だね!
K3サイレントプラスベランダ&カーならデッキクリーナーもフォームノズルも付属しています。
本体に水道ホースを接続
ケルヒャーK3サイレント本体に水道ホースを繋ぎます。
カチッと音が鳴るまで押し込もう。
ちなみに、ホースのコネクターや連結部は規格が統一されているので、市販品でも大丈夫です。
水道の蛇口側も同様にジョイント(連結アタッチメント)でしっかり繋ぎましょう。
ホースをそのまま蛇口に付けると外れる恐れがあるので、蛇口側はネジ等で固定式のニップルがおすすめです。
ホースの連結部分のコネクターや蛇口用ニップルは市販のホースセットを購入すると付属していますよ。
すでに家で使っている製品があるなら、それを使うことで問題ありません。
本体に高圧ホースを接続
次にケルヒャーK3サイレント本体とトリガーガンを高圧ホースで繋げます。
この部分は本体で圧力をかけられた水が流れるので、付属の高圧ホースを使います。
カチッと音がするまで強く押し込みましょう。
これでケルヒャーK3サイレント本体からは市販ホースと高圧ホースと電源コードの3種類が出ている状態となります。
次に電源と接続していきます。
電源との接続
最後はコードを電源に接続しましょう。
屋外用の電源がある場合は、そのままコードを接続します。
コンセントをしっかり差し込み、電源の仕様に合わせて固定しましょう。
基本はコンセントをまっすぐ差し込んでから、回すタイプが多いです。
これで準備は完了。
あとはK3サイレント本体の電源をオンにして、水の噴射状態を確認しましょう。
噴射状態の確認
ケルヒャーK3サイレント本体の左下部に電源スイッチが付いています。
このスイッチを回してオンにしましょう。
トリガーガンのレバーを引けば水が勢い良く噴射します。
最初は水圧が安定しませんが、2〜3秒で安定的に強い水流が噴出します。
ノズルの先端で水圧の強さも調整できます。
しつこい汚れが気になる場所を強い水圧で洗浄したり、弱めの水流でホコリを洗い流すこともできますよ。
忘れるな!水道ホースの事前準備
K3サイレントを含めたケルヒャーの高圧洗浄機には水道ホースが付属していません。
そのため、市販のホースを用意しておく必要があります。
家で使っているホースがあれば大丈夫だよ。
我が家では水道側に散水用ホースリールを使っています。
付属の高圧ホースの長さは5mありますが、それで足りない場合にはホースリールにしましょう。
ベランダなら簡易的なホースでも十分な長さですが、洗車で使うなら散水用ホースリールにしておくのがおすすめですよ。
注意!壊れやすいパーツ
ケルヒャー高圧洗浄機の弱点としてトリガーガンの留め具があります。
この留め具は圧力が掛かった高圧ホースを留める役割があり、片付けるときに圧力抜きが不十分な場合に固く締まった状態になります。
それを強引に引き上げようとすると…爪の部分が破損してしまいます。
強引に引き上げる力で爪の部分が欠けてしまうので注意しましょう。
高圧洗浄機の使用後はしっかり圧力抜きしようね。
トリガーガンの留め具はホームセンターやAmazonで購入できますよ。
欠けたままでも高圧洗浄機の機能として問題ありませんが、長く使うものなので取り替えておきましょう。
新品の留め具と比べると、キレイに爪の部分だけが欠けているのがわかります。
新品を取り付けることでこれまで通り問題なく使えるようになりますよ。
自分はAmazonでトリガーガンの留め具を購入しました。
今後も使うなら新品に取り替えてみましょう。
片付け時の圧抜きに慣れると留め具を壊すこともなくなりますよ。
実際に静か?K3サイレントの音量を検証
高圧洗浄機で気になるポイントは作業時の音量です。
モーター駆動音が原因であり、安い製品ほどうるさい傾向があります。
そこでデジタル騒音計を使って他の高圧洗浄機や掃除機と音量で比較していきます。
うるさい?K3サイレントの音量を測定
K3サイレントを最大の噴出力で使用したときの音量は72.6デシベルでした。
他のケルヒャー製品や一般的な掃除機と比べると静かだよ!
K3サイレントは静音設計を採用したモデルです。
他のK2クラシック(80.8デシベル)やK MINI(81.6デシベル)に比べると音量は明らかに小さいです。
他製品と比較!K2やK3の音量の実測値
静音設計を採用したケルヒャー高圧洗浄機の場合には70〜75デシベルです。
やはり空冷式のK2サイレント(75.2デシベル)よりも水冷式のK3サイレント(72.6デシベル)のほうが音量が小さめでした。
一方、静音設計を採用していないケルヒャー製品は80デシベルを超える傾向です。
音量が抑えられているK3サイレントは低めのモーター音が中心です。
一方、K2クラシックやK MINIはモーター駆動時の高音域の音が防がれずに響いている印象です。
静音設計のモデルは音量が抑えられているね。
製品名 | 音量レベル |
---|---|
K3サイレント | 72.6デシベル |
K2サイレント | 75.2デシベル |
K2クラシック | 80.8デシベル |
K MINI | 81.6デシベル |
掃除機と比較!ダイソン&マキタの実測値
参考までに一般的な掃除機でも音量を測定しました。
ダイソンは吸引力があるけど、うるさいという口コミも多いよね。
音量を測定した結果、マキタ掃除機は約80デシベルであり、うるさいと有名なダイソン掃除機は90デシベルを超えました。
高圧洗浄機はうるさいとは言われますが…この測定結果から、ダイソン掃除機よりも高圧洗浄機は静かと言えます。
特にK3サイレントの音量は一般的な掃除機よりも小さく、静音性が高いと言えます。
製品名 | 音量レベル |
---|---|
マキタ掃除機 | 78.9デシベル |
ダイソン掃除機 | 92.3デシベル |
K3サイレントプラスの口コミ・評判!独自調査も
ケルヒャーのK3サイレントの口コミ・評判を集めてみました。
インターネットアンケート調査による独自の調査結果とAmazonから良い口コミ・悪い口コミをまとめました。
ぜひ購入前の参考にしてみてください。
独自WEB調査!実際の口コミ・評判
クラウドソーシング「Lancers」による独自のアンケート調査結果をまとめました。
当サイトで引き続き口コミを集計していますので、よろしければ以下にご記入ください。
K3サイレントを持っている人に聞いたよ。
\平均評価/
\レビュー/
あなたの感想をお聞かせください。
良い口コミ・評判
Amazonのレビューから、ケルヒャーのK2サイレントの良い(ポジティブな)口コミをピックアップし、まとめてみました。
- 音が静か / 高い静音性
- 水圧がパワフル / 噴出力が強い
- 洗車に使いやすい
- 付属品が充実
K3サイレントプラスの口コミは非常に満足度が高い結果でした。
特に多かったのが「音が静か」という意見。
実際の検証結果(K3サイレントの音量を検証)においても明らかに他製品より静かでした。
また、セット内容によっては付属品も充実しており、フォームノズルも追加すれば洗車にも使いやすい製品です。
静音設計を採用した最高峰のモデルであり、パワーと静音性を両立させています。
フォームノズルがあれば洗車にも使いやすいよ!
悪い口コミ・評判
同じく、Amazonのレビューから、ケルヒャーのK3サイレントプラスの悪い(ネガティブな)口コミをピックアップし、まとめてみました。
- サイズが大きい・重い
- 水道ホースが付属していない
基本的に口コミの満足度が高いですが、その中でもネガティブな感想としては「サイズが大きい・重い」というものが見られました。
K3サイレントプラスは本体が12.7kg、他製品の2倍以上あります(K2サイレント 5.8kg、K2クラシック4.4kg)。
もしサイズや軽さを重視するなら、同じく静音性を重視したコンパクトなK2サイレントがおすすめです。
また、水道ホースが付属していない点は多くのケルヒャー製品に共通なので、この機会にホースリールセットを購入しておきましょう。
サイズと重さはK3サイレントのデメリットだね。
K3サイレントプラスのおすすめアクセサリー
ここではK3サイレントプラスに使えるアクセサリーを紹介していきます。
購入後もアクセサリーを使うことで用途が広がるのがケルヒャー製品の魅力ですよね。
特に洗車する人にはフォームノズルがおすすめなので購入しておきましょう。
アクセサリーでK3サイレントが使いやすくなるよ!
洗車するならフォームノズル
車を持っていたら試したいのが洗車用のフォームノズル。
ケルヒャー純正品なら安心して使えます。
洗車なら洗剤を泡立てるフォームノズルを使おう!
ケルヒャーには複数の種類のフォームノズルがありますが、これなら他社のカーシャンプーでも問題なく使えます。
カーシャンプーとしてAmazon売上No.1のシュアラスターも使えるのでおすすめですよ。
せひ洗車用のフォームノズルを使ってみてください。
風呂水や溜め水を使うなら自吸ホース
ケルヒャー高圧洗浄機は水道からの水だけでなく、自吸ホースを使うことで風呂水や溜め水でも使用できます。
K3サイレントプラスのベランダセットには付属品として付いています。
このままでも使えるのですが、溜水からのゴミ混入を防ぐフィルターの使用が推奨されているので、一緒に買っておきましょう。
また、水道と自吸の兼用ホースもケルヒャー公式製品にあります。
トリガーガンの留め具
「注意!壊れやすいパーツ」でも書いたとおり、ケルヒャー高圧洗浄機は片付けのときに圧抜きが不十分な場合に、トリガーガンの留め具が壊れやすいです。
圧抜きに慣れると壊すことはありません。
ただ、最初の頃は壊してしまう人も多いと思うので、もし壊れたら新しい留め具に交換しておきましょう。
どこで買うのが安い?ケルヒャーを安く買おう
ケルヒャーの高圧洗浄機をどこで買うのが安いのか?詳しく解説していきます。
購入方法としては店舗販売とネット通販の2つがあります。
- 家電量販店などの店舗
- Amazonなどのネット通販
結論から言うと、ケルヒャー製品の価格はネット通販のほうが安いです。
Amazonのほうが6千〜8千円くらい安く販売されています。
ケルヒャーの高圧洗浄機で人気No.1製品はK2サイレントです。
例えば、ケルヒャーのK2サイレントは家電量販店の店舗価格は約2万7千円。
一方、Amazonでは約2万円で購入できます。
Amazonのほうが約7千円も安いね!
- ヨドバシ:約2万7千円
- Amazon:約2万円
配送料も無料なのでAmazonがおすすめですよ。
他の製品でも同様にAmazonのほうが安く買えます。
ケルヒャー高圧洗浄機の販売店や価格が気になる人はこちらの記事「どこに売ってる?どこで買うのが安い?ケルヒャー高圧洗浄機を安く買おう」も参考にどうぞ。
K3サイレントプラスを徹底レビュー まとめ
本記事ではケルヒャー高圧洗浄機「K3サイレントプラス」をレビューしました。
業務用製品の技術を生かした水冷式モーターを採用したK3サイレントプラス。
噴出力・静音性・耐久性を高いレベルで兼ね備えた最高峰の家庭用高圧洗浄機です。
これを買えば色んな場所をキレイに掃除できるよ!
K3サイレントは水冷式インダクションモーターを採用した上位モデルの中では最も安い製品です。
洗車用のフォームノズルを購入すれば、洗車も可能になります。
掃除の幅が広がる製品なので、ぜひぜひ本記事を参考に検討してみてください。
東日本(50Hz)と西日本(60Hz)で製品が異なるので、それぞれのエリアに合わせて購入しましょう。
高圧洗浄機のトップメーカー「ケルヒャー」が日本向けに静音性を重視した高機能モデル。水冷式モーターを採用することで噴出力・静音性・耐久性を兼ね備えた最高峰の製品です。価格は3万円台でやや高価格ですが、掃除の幅が広がりますよ。
- 最高峰の静音性
優れた静音設計で音が漏れにくい - パワフルな噴出力
水冷式モーターにより高トルクを維持 - 耐久性も高い
製品保証も3年間で安心
- 価格がやや高い
3万円台でやや高価格帯 - サイズが大きめ
静音設計に伴ってサイズが大きい
他にもケルヒャーの高圧洗浄機に関する記事があるので、参考にどうぞ。
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