ケルヒャーK2サイレントを徹底レビュー！独自の口コミ調査と音量レベルの検証も

本記事ではケルヒャー高圧洗浄機「K2サイレント」を徹底レビューしていきます。

ケルヒャーK2サイレントは小型かつ静音タイプを実現した最高峰の製品です。

高圧洗浄機には様々なモデルがありますが、その中でもコンパクトさと静音性を高いレベルで実現した最高傑作。

もし家庭向けの高圧洗浄機で迷っているなら、ぜひおすすめしたい製品です。

本サイトでは他にも厳選したおすすめの高圧洗浄機を解説した記事もあるので参考にどうぞ。

おすすめ高圧洗浄機を解説

本記事ではマンションでも使いやすいサイズのケルヒャーK2サイレントを解説していきます。

K2サイレントの特徴と機能

ケルヒャーK2サイレントは静音ニーズが高い日本の住環境に合わせて開発された小型製品。

ここでは他のケルヒャー製品と比較しつつ、K2サイレントの特徴を解説していきます。

ここではケルヒャーの家庭用高圧洗浄機「K2サイレント」の特徴を徹底解説していきます！

ケルヒャー主力3製品（Kクラシック、K MINI、Kサイレント）で比較しながら紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

持ち運びやすいコンパクトさ

ケルヒャーK2サイレントは静音設計ながら小型を実現した画期的な高圧洗浄機。

静音かつコンパクトという日本の住環境のニーズに合わせた日本市場に特化した製品です。

ケルヒャーの旧モデル（K2）や上位モデル（K3/K4/K5）と比較すると、K2サイレントがいかに小さいか一目瞭然。

静音タイプの高圧洗浄機では最もコンパクトな製品がK2サイレントです。

人気のK3シリーズやK2クラシックと並べるとこんな感じ。

付属のトリガーノズルを本体背面に収納したうえで持ち運びも可能です。

本体の背面にはトリガーガンと2種類のノズルをしっかり固定できます。

電源コードと高圧ホースもまとめて背面に入れ込めるので、収納しやすいですよ。

トリガーガンや高圧ホースなどを本体に収納したまま持ち運ぶことができます。

K2サイレントなら洗車や庭掃除で移動するときも便利ですよね。

小型なので収納しやすい点も助かります。

ケルヒャー史上最小はK MINI

ケルヒャー全モデルの中で最小サイズの製品はK MINIです。

K MINIはK2サイレントよりも横幅が小さくなっています。

ただ、注意点としてK MINIは静音タイプではありません。

K MINIは従来の高圧洗浄機のようにややうるさく、ダイソンの掃除機並の音が発生します。

しかしながら、とにかく小さな高圧洗浄機が良いならK MINIはおすすめです。

K MINIはこちらの記事「ケルヒャーK MINIをレビュー！超小型の高圧洗浄機」で解説しているので、参考にどうぞ。

静音タイプ！小型なのに

高圧洗浄機で気になるポイントはそのモーター駆動音です。

本当に静かなの？うるさいんじゃないの？と気になる人はデジタル騒音計での検証「本当に静か？K2サイレントの音量を検証」から読んでみてください。

K2サイレントは静音設計を採用したケルヒャー最小サイズの静音モデルです。

従来のK2タイプから体感音を約50%削減

さらに、K2サイレントは静音設計として空冷式モーターを採用することで、同時にサイズを小型化しています。

小型かつ静音タイプはK2サイレントだけです。

空冷式より水冷式のほうが静音性は高いもの、サイズが大きく、価格も高くなります。

小型かつ静音タイプで探しているならK2サイレント一択。

ただ、静音タイプとはいえ音は発生するので、近所迷惑には注意しましょう。

高圧洗浄機の音量レベルは？

一般的な住宅の日常生活で耐えられる音量は昼間なら55デシベル、夜間なら45デシベルです。

70デシベルを超えるとうるさいと感じるレベルとなります。

評価	音量（デシベル）	音の種類
極めてうるさい	100 dB	・電車が通るガード下 ・地下鉄構内
	90 dB	・騒々しい工場 ・犬の鳴き声（目の前）
うるさい	80 dB	・電車の車内 ・ピアノの音
	70 dB	・掃除機の音 ・キータイプの音
普通	60 dB	・普通の会話 ・車の車内
	50 dB	・静かな事務所 ・エアコンの室外機

高圧洗浄機の場合、静音設計がないモデルでは75~85デシベル程度、静音設計のモデルでは65~75デシベル程度です。

実際にデジタル騒音計で検証した結果はこちら「本当に静か？K2サイレントの音量を検証」をどうぞ。

価格は安心の2万円台

ケルヒャーK2サイレントの価格は2万円台です。

Amazonでは価格が若干変動するものの、約2万5千円で販売されています。

同価格帯にK MINIがあり、サイズ重視ならK MINI、静音重視ならK2サイレントを選びましょう。

最安値のK2クラシックは静音タイプでない従来製品です。

小型タイプのケルヒャー製品としてはK2クラシックが約1万円、K MINIが約2万円、K2 サイレントが約2万5千円です。

サイズのコンパクトと静音性を重視するなら、K2サイレントがおすすめですよ。

最安値はK2クラシック

ケルヒャー全製品の中で最も安いモデルがK2クラシック。

静音設計を採用していませんが、標準的かつコスパが良いモデルです。

K2クラシックはこちらの記事「K2クラシックをレビュー！超定番の家庭向け高圧洗浄機」で解説しているので、参考にどうぞ。

ケルヒャー全製品を徹底比較

ケルヒャー高圧洗浄機の全シリーズ比較も参考にどうぞ。

K2サイレントの評価が高いことがわかりますよ。

K2サイレントの使い方と注意点をレビュー

ここではケルヒャー家庭用高圧洗浄機「K2サイレント」の組み立てと注意点を解説していきます。

本体からは水道栓、トリガーガン、電源コンセントの3箇所に繋げる必要があり、組み立てと一緒に紹介していくので参考にしてみてください。

組み立て方と使い方

ケルヒャー K2サイレントの箱の中身はこちら。

K2サイレント本体に加えて、水を噴出するトリガーガンや高圧ホースが入っています。

説明書は丁寧に分かりやすく書かれており、ガイドブックにはカラーでK2サイレントの使い方が詳細に載っています。

しかし、ここで注意点があります！

K2サイレントやK MINIなどのケルヒャー高圧洗浄機には水道ホースが入っていません。

そこでコネクター付き水道ホースを持っていない人は、予め購入しておきましょう。

詳細はこちら「忘れるな！水道ホースの事前準備」で解説しています。

Amazonのホースリールセットが便利でおすすめですよ。

水道ホースが用意できたら、K2サイレントで洗浄を開始するために準備していきましょう。

ケルヒャー K2サイレントの準備は大きく3つのステップに分かれます。

それぞれ順番に解説していきます。

ノズル・トリガーガンの準備

ケルヒャーK2サイレントには3種類のノズルが入っています。

これらのノズルをトリガーガンに取り付けると、それぞれの特徴を生かして目的に合わせて使用できます。

また、トリガーガンには付属のノズルだけでなく、オプションアクセサリを取り付けることができます。

本体に水道ホースを接続

まずはケルヒャーK2サイレント本体と水道の蛇口をホースで繋ぎます。

ホースはコネクター（連結アタッチメント）付きの製品を使いましょう。

こんな古いホースでもアタッチメントさえ付いていれば問題なく接続できます！

この連結部はケルヒャー製ホースでなくても、一般的な市販品のホースで問題ありません。

ホースのコネクターや連結部は規格が統一されているので、他社品でも大丈夫です。

すでに家で使っている製品があるなら、そのまま使いましょう。

水道の蛇口側も同様にジョイント（連結アタッチメント）でしっかり繋いでください。

本体に高圧ホースを接続

次にケルヒャーK２サイレント本体とトリガーガンを高圧ホースで繋げます。

この部分は本体で圧力をかけられた水が流れるので、付属の高圧ホースを使います。

高圧ホースをK2サイレント本体に接続するときは押し込んで固定する必要があります。

矢印の方向へカチッと音が鳴るまで押し込みましょう。

本体の上部に高圧ホース、下部に水道ホースが接続された状態となります。

ケルヒャーK2サイレント本体に水を流し込む水道ホース、本体から高圧の水流を送る高圧ホース、その電力を供給する電源コードの3種類がK2サイレントから出ています。

次にトリガーガンに高圧ホースを繋いでいきます。

トリガーガンに高圧ホースを接続

トリガーガンの高圧ホースとの接続部にも留め具があります。

この留め具を引き下げて、K2サイレント本体からの高圧ホースを繋げます。

トリガーガンの穴の形状に合わせて高圧ホースを差し込みます。

最後は留め具を引き上げて固定し、完成です。

最後は電源との接続です。

電源との接続

最後はコードを電源に接続しましょう。

屋外用の電源がある場合は、そのままコードを接続します。

コンセントをしっかり差し込み、電源の仕様に合わせて固定しましょう。

基本はコンセントをまっすぐ差し込んでから、回すタイプが多いです。

これで準備は完了。

あとはK2サイレント本体の電源をオンにして、水の噴射状態を確認しましょう。

噴射状態の確認

ケルヒャーK2サイレント本体正面の左側に電源スイッチが付いています。

このスイッチを回してオンにしましょう。

トリガーガンのレバーを引けば水が勢い良く噴射します。

最初は水圧が安定しませんが、2〜3秒で安定的に強い水流が噴出します。

ノズルの先端で水圧の強さも調整できます。

しつこい汚れが気になる場所を強い水圧で洗浄したり、弱めの水流でホコリを洗い流すこともできますよ。

忘れるな！水道ホースの事前準備

ケルヒャー製の高圧洗浄機の主力3製品（K MINI、K2クラシック、K2サイレント）には水道ホースが付属していません。

そのため、市販のホースを用意しておく必要があります。

コネクターとニップルを繋ぐ一般的なジョイントの市販品なら問題なく使えます。

我が家では水道側に散水用ホースリールを使っています。

付属の高圧ホースの長さは5mありますが、それで足りない場合にはホースリールにしましょう。

マンションのベランダなら簡易的なホースでも十分な長さですが、一軒家のベランダや洗車で使うなら散水用ホースリールにしておくのがおすすめですよ。

注意！壊れやすいパーツ

ケルヒャー高圧洗浄機の弱点としてトリガーガンの留め具があります。

この留め具は圧力が掛かった高圧ホースを留める役割があり、片付けるときに圧力抜きが不十分な場合に固く締まった状態になります。

それを強引に引き上げようとすると…爪の部分が破損してしまいます。

強引に引き上げる力で爪の部分が欠けてしまうので注意しましょう。

高圧洗浄機の電源をオフにしてから、水を数秒間のみ流すだけで圧力抜きできます。

トリガーガンの留め具はホームセンターやAmazonで購入できますよ。

欠けたままでも高圧洗浄機の機能として問題ありませんが、長く使うものなので取り替えておきましょう。

新品の留め具と比べると、キレイに爪の部分だけが欠けているのがわかります。

新品を取り付けることでこれまで通り問題なく使えるようになりますよ。

自分はAmazonでトリガーガンの留め具を購入しました。

今後も使うなら新品に取り替えてみましょう。

片付け時の圧抜きに慣れると留め具を壊すこともなくなりますよ。

本当に静か？K2サイレントの音量を検証

高圧洗浄機で気になるポイントは作業時の音量です。

モーター駆動音が原因であり、安い製品ほどうるさい傾向があります。

そこでデジタル騒音計を使って他の高圧洗浄機や掃除機と音量で比較していきます。

音量測定では高圧洗浄機の本体に測定器を近づけて、最大吐出量で水を噴出したときの音量を測定しました。

うるさい？K2サイレントの音量を測定

K2サイレントを最大の噴出力で使用したときの音量は75.2デシベルでした。

K2サイレントは静音設計を採用したモデルであり、他のK2クラシック（80.8デシベル）やK MINI（81.6デシベル）に比べると音量は小さめです。

上位モデルのK3シリーズ（72.6デシベル）と比較しても遜色ない音量でした。

ダイソン掃除機は92.3デシベル、マキタ掃除機は78.9デシベルです。

他製品と比較！K2やK3の音量の実測値

静音設計を採用したケルヒャー高圧洗浄機の場合には70〜75デシベルです。

一方、静音設計を採用していないケルヒャー製品は80デシベルを超える傾向です。

音量が抑えられているK3シリーズは低めのモーター音が中心です。

一方、K2クラシックやK MINIはモーター駆動時の高音域の音が防がれずに響いている印象です。

製品名	音量レベル
K3シリーズ	72.6デシベル
K2サイレント	75.2デシベル
K2クラシック	80.8デシベル
K MINI	81.6デシベル

測定値は測定機器や環境によって異なる可能性があります。

掃除機と比較！ダイソン&マキタの実測値

参考までに一般的な掃除機でも音量を測定しました。

音量を測定した結果、マキタ掃除機は約80デシベルであり、うるさいと有名なダイソン掃除機は90デシベルを超えました。

高圧洗浄機はうるさいとは言われますが…この測定結果から、ダイソン掃除機よりも高圧洗浄機は静かと言えます。

特にK2サイレントの音量は一般的な掃除機と同レベルと考えておくと良さそうです。

製品名	音量レベル
マキタ掃除機	78.9デシベル
ダイソン掃除機	92.3デシベル

K2サイレントの口コミ・評判！独自調査も

ケルヒャーのK2サイレントの口コミ・評判を集めてみました。

インターネットアンケート調査による独自の調査結果とAmazonから良い口コミ・悪い口コミをまとめました。

ぜひ購入前の参考にしてみてください。

独自WEB調査！実際の口コミ・評判

クラウドソーシング「Lancers」による独自のアンケート調査結果をまとめました。

当サイトで引き続き口コミを集計していますので、よろしければ以下にご記入ください。

良い口コミ・評判

Amazonのレビューから、ケルヒャーのK2サイレントの良い（ポジティブな）口コミをピックアップし、まとめてみました。

特に多かったのが「音が静か」という意見。

実際の検証結果（K2サイレントの音量を検証）においても明らかに他製品より静かであり、上位モデルのK3シリーズと遜色ありません。

また、「コンパクト（軽い・小さい）」なので持ち運びしやすいという評価も多かったです。

静音設計を採用したモデルでは最小サイズなので、パワフル・静かさ・コンパクトの3つが揃った最高峰の製品です。

悪い口コミ・評判

同じく、Amazonのレビューから、ケルヒャーのK2サイレントの悪い（ネガティブな）口コミをピックアップし、まとめてみました。

留め具の破損や接続部の固さに対するネガティブな意見が目立ちました。

これは圧力抜きが不十分だったり、ケルヒャー独特な取り外しのクセの強さが原因であり、本製品の注意点（注意！壊れやすいパーツ）でも触れました。

また、水道ホースが付属していない点は多くのケルヒャー製品に共通ですが、アタッチメント付きの一般的な市販ホースなら使用可能なので、この機会に購入しておきましょう。

K2サイレントのおすすめアクセサリー

ここではケルヒャーK2サイレントに使えるアクセサリーを紹介していきます。

購入後もアクセサリーを使うことで用途が広がるのがケルヒャー製品の魅力ですよね。

特に使う頻度が高い商品を紹介していきます。

風呂水や溜め水を使うなら自吸ホース

ケルヒャー高圧洗浄機は水道からの水だけでなく、自吸ホースを使うことで風呂水や溜め水でも使用できます。

一軒家や洗車で使うには物足りないかもしれませんが、マンションのベランダ掃除なら十分です。

注意点として、溜水からのゴミ混入を防ぐフィルターも一緒に使うようにしましょう。

また、水道と自吸の兼用ホースもケルヒャー公式製品にあるので、どちらも試したい人にピッタリですよ。

水道との接続用ホース

ケルヒャーの主力3製品（K MINI、K2クラシック、K2サイレント）には水道と繋ぐホースが付属していません。

そのため、すでにコネクター付きホースを持っていたら良いですが、ない場合には購入が必要です。

ケルヒャー公式製品にも水道ホースセットがあります。

ただ、水道ホースまでケルヒャー公式で揃える必要はないので、水やりなども兼ねるなら市販の散水用ホースリールセットがおすすめです。

これらのセットならコネクターも標準的に付いているので、そのままケルヒャー高圧洗浄機にも接続できます。

ホースの長さが10〜15mあれば洗車や一軒家の水やりでも十分ですよ。

トリガーガンの留め具

「注意！壊れやすいパーツ」でも書いたとおり、ケルヒャー高圧洗浄機は片付けのときに圧抜きが不十分な場合に、トリガーガンの留め具が壊れやすいです。

圧抜きに慣れると壊すことはありません。

ただ、最初の頃は壊してしまう人も多いと思うので、もし壊れたら新しい留め具に交換しておきましょう。

どこで買うのが安い？ケルヒャーを安く買おう

ケルヒャーの高圧洗浄機をどこで買うのが安いのか？詳しく解説していきます。

購入方法としては店舗販売とネット通販の2つがあります。

結論から言うと、ケルヒャー製品の価格はネット通販のほうが安いです。

Amazonのほうが6千〜8千円くらい安く販売されています。

ケルヒャーの高圧洗浄機で人気No.1製品はK2サイレントです。

例えば、ケルヒャーのK2サイレントは家電量販店の店舗価格は約2万7千円。

一方、Amazonでは約2万円で購入できます。

配送料も無料なのでAmazonがおすすめですよ。

他の製品でも同様にAmazonのほうが安く買えます。

ケルヒャー高圧洗浄機の販売店や価格が気になる人はこちらの記事「どこに売ってる？どこで買うのが安い？ケルヒャー高圧洗浄機を安く買おう」も参考にどうぞ。

ケルヒャーK2サイレントをレビュー まとめ

本記事ではケルヒャー高圧洗浄機「K2サイレント」をレビューしました。

コンパクトさと静音性を実現した高圧洗浄機であり、家庭向け製品で探していた人にはピッタリな商品です。

K2サイレントは静音タイプの製品の中では最小サイズです。

洗車用のフォームノズルも付属しており、洗車を目的に製品を探している人にもおすすめ。

収納しやすく、使い勝手も良いので、ぜひ本記事を参考に検討してみてください。

他にもケルヒャーの高圧洗浄機に関する記事があるので、参考にどうぞ。